辻が花
着物の柄というのは、
色鮮やかで、季節が感じられます
そして、
奥深く意味が込められ、なんとも言えず見ているだけで
癒されます
私が特に、好きなのが、
辻が花です。夏以外は、通年着れる着物の柄です。
辻が花とは、室町時代中期~江戸時代初期までの間に作られた
絞り染めの着物の呼び名です。
室町時代中期~桃山時代にかけて流行したそうです。
辻が花染めの柄には、特徴があって、菊花、椿、藤花、丁子などが、絞りの手法で
白く抜かれ、繊細な
墨絵が施されています。
ふ~んわりと、品のある、やわらかい柄ですよねっ
そんな
辻が花は、日本染織史の中で、最初の
多色模様染め着物として完成し、現代着物の原点になる衣装として
重要な存在になっているのです
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